研究活動

研究員の活動
三井文庫(史料館)は、アーカイブズであると同時に三井に関する歴史研究をおこなう研究機関でもあります。現在、5名の専任の研究者が在籍して各自の研究を進めるとともに外部研究者と連携した共同研究(国の科学研究費交付事業その他)などにも参画しています。
研究員紹介
業績など詳しくは「researchmap」をご覧ください。
近世
下向井紀彦(主任研究員)researchmap
研究テーマ:近世の三都 ・ 地方間における流通 ・ 商業活動の研究
松浦智博(研究員)researchmap
研究テーマ:近世日本の陸上交通制度に関する研究
近代
武田晴人(文庫長)researchmap
研究テーマ:三井合名の有価証券投資の研究
吉田ますみ(研究員)researchmap
研究テーマ:近代日本における国家・企業関係の研究
小杉亮介(研究員)researchmap
研究テーマ:近代日本の地域経済における経済活動と商品流通に関する研究
三井文庫論叢
三井文庫研究員等の研究成果を公表する場として、財団法人としての再発足後間もない1967年に『三井文庫論叢』を創刊し、以後毎年1回発刊しております。詳しくは三井文庫論叢をご覧ください。
三井事業史
現三井文庫発足後の研究活動において多大の力が注がれたのは、戦前期の旧三井文庫以来の課題であった「三井の歴史」の編纂事業でした。その成果は『三井事業史』(全10冊、1971年~2001年)として刊行されました。詳しくは三井事業史をご覧ください。
社会への発信
三井の歴史に関する研究成果を広く社会に向けて発信することにも取り組んでいます。市民向け講座や三井系企業の社員研修での講師を三井文庫研究員が務めております。また、2015年には財団法人創立50周年記念事業の一環として『史料が語る 三井のあゆみ』を三井の歴史についての入門書として刊行いたしました。詳しくは史料が語る 三井のあゆみをご覧ください。