私の一点(オンライン版)
『三井文庫史料 私の一点』(『三井文庫論叢』第50号別冊)をオンライン版で公開いたします。同書は『三井文庫論叢』50号到達と資料公開半世紀を記念し、2017年に刊行したものです。三井文庫の資料を利用された方々に広く呼びかけて、三井文庫の資料を一点とりあげて紹介する文章をご執筆いただいたものです。
※ 一部オンライン版非掲載のものがございます。
※ 記事の内容や執筆者の肩書きは、2017年当時のものです。
- 三井銀行の史料について浅井 良夫
- タイプライターは身体と文章を繋げうるか?アダル ラジャ
- 三井物産の豪州進出と「支店長会議議事録」天野 雅敏
- 私の会計史研究の始まり飯野 幸江
- 三井鉱山の社宅設計社内コンペ池上 重康
- 『手形帳』から見える幕末三井の近代的金融活動石井 寛治
- 幕末期における輸入染織史料石田 千尋
- 北海道の炭鉱史研究の原点となった北炭社史稿本市原 博
- 外国為替金融の勉強に取り掛かった頃伊藤 正直
- 「内裏之図」とウサギの蔵書印伊東 宗裕
- 三井大坂両替店の情報管理岩田 浩太郎
- 三井文庫の古地図資料上杉 和央
- 物産各支店の特色を示す資料上山 和雄
- 官員方繰替金証書鵜飼 政志
- 「相対済まし令」に取り組んで宇佐美 英機
- 都市生活史料の宝庫海原 亮
- 三井物産の中国市場における米材商売-『三井物産支店長会議議事録』老川 慶喜
- 三井物産による灘酒の一手販売について大島 朋剛
- 研究の原点となった「社外支払運賃傭船料」大島 久幸
- 「永除諸帳面控」に見る近世日本の記録管理大谷 明史
- 史料をみる人、みせる人大塚 陽子
- 天保四年分大坂金蔵勘定帳大野 瑞男
- 三井家と牧野成貞を結ぶ史料大橋 毅顕
- 三井文庫に通った日々岡崎 哲二
- 機械部契約書から海外調査へ岡部 桂史
- 三井家の宅地一覧「家有帳」と家屋敷沽券状小川 保
- 一点の史料から判明した大牟田の電力融通システム荻野 喜弘
- 災害都市・江戸研究の一級資料「永要録」小沢 詠美子
- 『第一稿本三井家史料』と『三井の縁故社寺』鬼沢 正
- 古地図資料の宝庫小野田 一幸
- 三井文庫で大蔵省を調べる小幡 圭祐
- 三井物産会社Ledger 粕谷 誠
- 江戸書状片倉 比佐子
- 最後の「万世江戸町鑑」加藤 貴
- 高橋是清の『談話速記録』神山 恒雄
- 京都の町人・禁裏御用としての振る舞い岸 泰子
- 故團男爵伝記編纂資料北澤 満
- 災害情報を多面的に捉える商人の知恵北原 糸子
- 三井物産「取締役会決議録」橘川 武郎
- 三井合名会社「理事会記録」吉川 容
- 三井物産業務日誌「日記」木山 実
- 写真資料から改めて学んだ研究の基本姿勢草野 真樹
- 台湾製糖株式会社関連史料との最初の出逢い久保 文克
- 近代日中関係史と「語り」久保田 裕次
- 三条実美の貸上げ金命令と三井家の対応小泉 雅弘
- 情報源としての三池鉱業所「往復書類」木庭 俊彦
- 「陰徳性名録」をめぐって小林 丈広
- 大蔵省文庫旧蔵の藩札回収関係史料小林 延人
- 綱町三井倶楽部の象彦蒔絵の来由を探って小林 祐子
- 私にとっての「諸用留」五味 玲子
- 肥料流通史研究と三井物産『業務総誌』坂口 誠
- 「三井物産支店長会議議事録」坂本 雅子
- 津上製作所と三井物産沢井 実
- 『染代覚帳』-染織史研究における新たな手がかり- 沢尾 絵
- 南洋アルミニウム鉱業関連資料柴田 善雅
- 文化の宝庫「高祐日記」嶋田 早苗
- 地図作者・澤田員矩の資料紹介島本 多敬
- 伊勢参詣曼荼羅との関わり清水 実
- 大牟田へ通った日々-私の一点『三井鉱山五十年史稿』-下谷 政弘
- 越後屋の来店者数の記録下向井 紀彦
- 資料への詫び状小路 行彦
- 情報の三井-京都に残された「御張紙値段」-末岡 照啓
- 大坂宇和島町雑喉屋三郎兵衛について須賀 博樹
- 三井文庫の魅力杉森 哲也
- 宿題が不意に解けるとき杉森 玲子
- 小判六十目之掛法鈴木 敦子
- 井上馨宛益田孝書簡鈴木 邦夫
- 三池鉱業所沿革史鈴木 淳
- 三井合名会社「北京特派員執務概要」須永 徳武
- 三都をまたにかけた対幕府交渉高槻 泰郎
- 歴史研究ならでは、失敗の分析高橋 弘幸
- 「つまみ食い」的利用者として高村 直助
- 三井越後屋の買宿制度-呉服仕入れの競争力-武居 奈緒子
- 「敵役」が残した「反対商調」武田 晴人
- 民間外交のおもてなし-英国皇太子の饗応田沢 裕賀
- 三井と社会学の接点多田 哲久
- 「三池鉱山年報」田中 直樹
- 「抱屋敷絵図」で町屋敷を基礎とする江戸町人地の特質がわかった玉井 哲雄
- 安岡先生と「使用人給与制度私議」千本 暁子
- 大坂の孝子・忠勤褒賞に関する史料塚田 孝
- 「報知付録」-日本金融市場史研究のすすめ-靎見 誠良
- 「手代申渡元手之控 壱番」栩木 敬
- 消え行く文字をのこすために永井 伴子
- 守山事件をめぐって永江 眞夫
- 三井物産の国内取引研究にとって重要史料中西 聡
- 城山荘日記中村 青志
- 『機械部契約関係書類』と国際関係経営史中村 尚史
- 三井物産から見た「反対商」高田商会の動向奈倉 文二
- 記録することへの執心-「改勤帳」-西坂 靖
- 「御註文雛形留帳」にみる武家女性の装い西中村 暁子
- 江戸図の宝石芳賀 啓
- 研究の着想を拡げてくれた三井物産「支店長会議資料」長谷川 信
- 『三池鉱業所沿革史』について-炭鉱史・財閥史の宝庫-畠山 秀樹
- 『業務総誌』の迫力原 朗
- 浮世絵研究と経済史資料樋口 一貴
- 「宗寿松坂ニ而之万借帳」の復元を試みて樋口 知子
- 戦前期の三井物産における電信利用平井 岳哉
- クモの巣図について深井 甚三
- 『三井物産支店長会議議事録』の思い出藤井 信幸
- 動乱の京都を巡った人とカネ藤井 典子
- 「政治と情報」研究のための史料藤田 覚
- 私の一点・現行達令類集藤田 幸敏
- もしフーコーが三井文庫に出会っていたら藤村 聡
- 天明六年寺社山伏百姓町人出金銀と三井藤村 潤一郎
- 関東大震災に耐えた安政の江戸地震記保﨑(秋葉) 直子
- 『支店長会議議事録』にみる白熱した議論前田 和利
- 紀州藩公金為替と松坂家初代三井孝賢曲田 浩和
- 京都町人としての三井家牧 知宏
- 船員の町口之津における三井物産の足跡松林 正一郎
- 「宗竺遺書」との関わり松本 四郎
- 「城山荘日記」が伝える高棟の遺産松元 宏
- 百貨店史研究と三越の職員名簿満薗 勇
- 三井物産とソコニーの揮発油販売交渉三輪 宗弘
- 三井、将軍権力に昵近す-三井家編纂室の謄写史料から-村 和明
- 三井文庫所蔵の戦国大名佐々木六角氏文書村井 祐樹
- 牧田環氏談話森川 英正
- 明治初期の東京における三井組と差配人森田 貴子
- 戦時から大合同までの三井物産を知るために谷ヶ城 秀吉
- 町触から始まった研究生活安国 良一
- 炭鉱資材に関する資料の閲覧を振り返って山口 明日香
- 三井物産が廃止した買弁の実態山藤 竜太郎
- 日清戦後の中国市場調査報告からみえるもの-藤瀬政次郎『清国新開港場視察復命書』明治二九年-山村 睦夫
- 『職員録』から見る仏領インドシナ三井物産の動向湯山 英子
- 「江戸抱屋敷絵図」吉田 伸之
- 明治前期における東京の不動産経営史料鷲崎 俊太郎