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新規公開資料:「三井本社資料」

2013年11月1日より「三井本社資料」の公開を開始しました。

三井文庫には、三井財閥の統轄機関であった三井合名会社・三井総元方・株式会社三井本社の資料が保存されています。これらは、未整理・未公開でしたが、準備が整ったものから順次公開することとし、2009年から三次にわたって三井合名会社資料を、2012年に三井総元方資料を公開いたしました。

今回引き続いて三井本社資料の前半部を公開いたします。1940年8月の三井物産による三井合名会社の吸収合併以降、三井物産が形式的な持株会社となり、傘下企業への統括は新設された三井総元方が行うという変則的な体制となりましたが、1944年3月に至って、(旧)三井物産を三井本社と改称して持株会社とし、交易商事部門を(新)三井物産として分離しました。今回公開する資料は、その三井本社の資料です。三井合名会社時代、三井総元方時代から継承された資料も含まれています。主な資料としては「日誌」、「理事会記録」、「投資会社調査表」、三井総元方時代の企画委員会関係資料などがあります。

本資料の検索は、閲覧室備付の冊子目録で行うものとします。資料は、マイクロフィルムでの閲覧となります。