新規公開資料:「三井総元方資料」
2012年11月1日より「三井総元方資料」の公開を開始しました。
三井文庫には、三井財閥の統轄機関であった三井合名会社・三井総元方・株式会社三井本社の資料が保存されています。これらの資料は、未整理・未公開でしたが、準備が整ったものから順次公開することとなり、2009年から三次にわたって三井合名会社資料を公開してまいりました。
今回引き続いて、三井総元方資料63点を公開いたしました。三井総元方は、1940(昭和15)年8月、三井合名会社の三井物産株式会社への吸収合併による解散に際し、それまで三井合名会社が担ってきた三井傘下事業への統轄機能を継承するために新たに設立された機関です。資料年代は、1940年~44年で、主な資料としては「三井総元方業務報告書」「三井総元方総会議事録」「三井総元方理事会記録」「総元方改組関係書類」などがあります。
本資料の検索は、閲覧室備付の冊子目録で行うものとします。また、一部資料については、マイクロフィルムでの閲覧となります。